できるようになりたい、と思い、何らかの方法を考えて実行する。それだけで必ず効果が出ます。
家で明日の準備をするときに、今日のノートを一度読み直してみる。これだけなら10分とかかりません。それでもやらないより、大きな差が出来ます。何しろ毎日のことですから。勉強は習慣です。毎日少しずつ、これが効くんです。
覚え方があります。覚えても忘れるのが当たり前ですが、出来ない人は、だから無駄なんだと諦めてしまう。そこが出来る人との分かれ道だということを知らない。
出来る人は、忘れることが当然で、覚える、忘れるを繰り返すことで、本当に身につくことを知っています。よく、夜覚えて、朝繰り返せ、といいます。寝ているうちに脳が記憶するそうですが、確かに睡眠を利用するのはうまい方法です。3日。一週間。一ヶ月。人は忘れます。そのときすぐ覚えるトレーニングができるようになっていることが大切。カードなどが便利だと思います。カードも常に分類してあれば、その作業をしつつ覚えるということもあります。`14 6
集中できず、ついほかの事に気をとられる。先生はそんな生徒が気になって、よせばいいのにうっかり質問してしまい、授業がストップする。経験ありませんか。そういうとき、すぐに今どこを勉強しているのか、教科書に戻れるコツがあります。そのこつとは、「鉛筆の先」で教科書の“今の場所”を押さえておくことです。先生の話を聞きつつ、いつも鉛筆で教科書の位置を確認する習慣がつけば、学力アップ間違いなし。ちょっとしたことで集中力がつくんです。これ秘密です、いや秘訣です。
大切なところにアンダーラインする。これは普通でしょ。ですが本当に集中して勉強するなら線より、丸が効果的です。まるで囲むのはかなり意識的に文を読まないとできません。いい加減には囲めないのです。線をだらだらと引く生徒がよくいます。後で読むことなんか考えていません。ただ、勉強した後を残したいだけです。いわば勉強の自分への言い訳でしかありません。今、塾では生徒に2Bの鉛筆で丸囲みする指導をしています。これなら目立ちますし、後で消すときも楽に消せます。その習慣がついて、テスト中にも出来るようになれば、いい結果が出るはずです。まだその時期ではありませんが、二学期末テストには期待したいですね。’14・9
二宮金次郎は歩きながら勉強したといいます。養子に入った家がきびしく、仕方なく外で、明るいうちに時間を盗むようにして勉強したそうです。歩きながらでなくても、部屋でその場行進をしながらでも、運動をしながらでもいいでしょう。要は、身体を動かしつつ勉強することです。理由は分かりませんが、試してみるとすぐ効果が分かります。パントマイムでもいいかもしれません。身体を動かしている間、集中する度合いが高いのではないでしょうか。眠気も解消するかな。そういえば、本屋さんでの立ち読みは頭に入るらしいです。
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